初期的なライフサイクルアセスメント(※5)を実施しました。SANU CABIN1棟の建設により排出されるCO2の量の測定と、従来型の建築(コンクリートべた基礎工法の木造建築物)との比較(※6)を実施。結果として、SANU CABINは、一部使用される鉄やガラスなどの製造のために1棟13t程度のCO2を排出する一方、木の炭素固定効果(※7)を含めると1棟11tのCO2を吸収・固定化しているという結論に至りました(※8)。
*5 ライフサイクルアセスメント: 商品やサービスの製造から使用、廃棄までの一連の流れを、環境負荷(特にCO2排出量)をベースに解析を行うアセスメント手法
*6 50%の排出量を占める原料調達・製造部分に限定した分析を実施
*7 木材の炭素固定効果とは、大気中から吸収された二酸化炭素が光合成を行うことにより炭素として樹木に取り込まれ、樹木が伐採されて木材・木製品に加工された後も、木材に炭素が固定されたままでいる機能を指します。
*8 今回は、環境負荷の高い主要構造材のみにライフサイクルアセスメントをおこないました。
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